2002年05月18日

TeamAyu、そして情報の値段

じょいじょいは当然のことながらファンクラブ"TeamAyu"の会員だった。「だった」と過去形になっているのは1年ほど前に「会員資格停止」扱いになったまま会員期間が終了してしまったからだ。
どうしてそんなことになってしまったか、当時からの常連さんなら察しがつくかもしれない。じょいじょいが勇み足でTeamAyuのBBSへのayuのカキコをこのサイトに転載してしまったからだ。

じょいじょいには甘えがあったかもしれない。あるいはタカをくくっていた。いくらエイベックスといえども、これだけ熱心にayuを応援しているサイトで、勇み足で一度くらいファンクラブ規約を破ってしまったとしても、せいぜい警告くらいですむだろうと。警告されたら転載文を削除すればいいやと。
ところが無情にもエイベックスは最初のメールでファンクラブ会員資格の停止を通達してきて、有無を言わさず、即日それは実行された。1年分の会費を払い込んで間もない時期だった。もちろん会費の払い戻しなどない。

以下、参考のためにエイベックスからのメールの一部を掲載する。

無断転載につきまして御連絡させていただきました
TeamAyuのコンテンツの無断転載は、TeamAyuの入会規約および会員規約違反となりますのでXX様の会員資格を停止させていただきます。
なお、会員資格の復活に関しては、XX様のご意見をお伺いした上で審査委員会において、審査を行い会員資格の無期限停止あるいは復活かが決定されることになります。
なお、この決定に関して不服の場合には、入会規約および会員規約でうたっております通り、双方の協議を行いますが、その協議により解決しない場合、
決定は、東京地方裁判所または東京簡易裁判所第一審の専属管轄裁判所とします。


じょいじょいはもちろんすぐにお詫びと、今回の行動がayuを思うあまりの勇み足だったことを弁解するメールを出して、会員資格の復活を懇願した。
エイベックスからの回答はなく、2ヶ月過ぎてもいっこうに復活の兆しがないので再度懇願のメールを出すと、このサイトにラジオ番組の音源の2次使用や画像の配付などの履歴が、引き続き公開されており、著作権保護の観点から再考しない限り、会員資格の復活はない旨の回答が返ってきた。

じょいじょいは、てっきりTeamAyuからのayuカキコの他サイトへの無断転載という行為が糾弾されていると思っていたので、会員資格復活の条件に、まさか自分の管理するサイトの見直しが挙げられているとはそのときまで思いもよらなかった。

とはいえ、このまま会員資格を無期限剥奪されるのは困るという一心で、それまで当サイトの売りのひとつだったTVのキャプチャー画像やMP3配信を「著作権保護の観点」からすべて削除したのだった。そして今日に至るわけだが、そう、我がサイトは見事に「著作権保護の観点」から優良なファンサイトに変身したわけだが、結局会員資格は停止されたまま、その後もエイベックスからは何も通達はなかった。以前のメールで言う「審査委員会」なるものが開かれたかどうかもわからない。


***


じょいじょいが会員規約を破ったのは事実であり、それを弁解することは一切できない。完全にじょいじょいが悪いのである。それは認めた上で、以下で私の考えを述べたい。

ファンクラブで会員限定の各種サービスを提供するのは良い。チケット先行販売や、TV収録の観覧募集、壁紙ダウンロードなどなど。会員は年間数千円の会費を払うのだからそれだけ差別化が図られて当然だ。
しかし、差別化が図られるべきでないものも存在すると思うのだ。それはたとえばayuからのメッセージ、あるいはayuへのメッセージ。
ayuは誰にメッセージを伝えているのだろう。ファンクラブの会員限定だろうか? まさかそんなことはないはずだ。また、ファンクラブに入っていないファンは会員のファンよりもayuのファンとしてのランクが下なのだろうか? まさか!

同様に、ayuに関する各種最新情報も差別化を図るべきでないものだとじょいじょいは確信する。
情報などというものは所詮「事実」であり、穴のあいた風船のように、いくら抑えていてもどこかから漏れ出て広まってしまい、いつのまにかみんなの共有財産になるのだ。プライバシーは別として、アーティストの普通の最新情報など、そもそもオープンであるべきで、そこにお金の差を付けるなどというのは、いかにも「せこい」やり方だと思う。事実、ファンクラブ限定情報などといっても、会員の口から口伝えで、あるいは携帯経由で、電子メール経由で、情報はどんどん広がっていく。この情報公開の時代に、たかが一アーティストの通常活動の最新情報などを囲い込むなど、なんと時代に逆行する行為だろう。

だから、じょいじょいは、少なくともayuのBBSはファンクラブではなく通常の公式BBS一本であるべきだし、CDリリースやコンサートなどの最新情報も解禁日をファンクラブと一般の2段階に設定すべきではないと主張したい。そういう意味で、Hikkiのメッセージが誰でも見ることができる公式サイトに置いてある見識には大いに納得できる。

なお、ファンクラブでの限定の理由付けに、情報の不法使用や嵐による攻撃などへの歯止めになるということを挙げる意見をよく見かけるが、歯止めを会費(お金)に担わせるのは本末転倒ではないか。確かにお金という敷居はくだらない嵐を寄せ付けない結果をもたらすが、そのために一般の良識ある熱烈なファンにお金という「踏み絵」を課すのはどんなものか。小学生中学生ファンも多いし、年間5、6000円を簡単には出せない人も多いはず。ファンとしての熱意で差を付けられるならまだ納得ができるが、お金は熱意とはずいぶん隔たりのある概念だと思う。

またそもそも情報の不法使用その他の歯止めになっているかどうかもはなはだ疑わしい。オークション狙いのチケットの安価での入手を目的とした入会など、一度のチケット入手で投資額は十分ペイするのだから。

最後に誤解のないように繰り返しておく。
じょいじょいはファンクラブの存在自体を否定しているのではないし、ファンクラブ限定のサービスを否定しているわけでもない。しかし、限定する対象のアイテムについては再考の余地があると思う。特にayuからのメッセージやayuに関する最新情報提供については、ファンクラブ限定にすべきではなく、ayuファンすべてに平等に公開すべきものだと言いたい。

長文を最後まで読んでくれてありがとう。
ayuloveayu at 00:00 │Comments(2)TrackBack(1)ayuのピリ辛いため 

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1. TeamAyu、そして情報の値段  [ 浜崎あゆみ | ayumi hamasaki log ]   2006年03月20日 08:44
今回も、Ayu!love!ayu!から、お題拝借。TeamAyuの存在価値につ

この記事へのコメント

1. Posted by masa    2007年07月30日 20:32
管理人さんこんばんわ。私も同感です。
先日、松浦社長がご自身のブログにあゆからのメッセージを載せて、あゆの気持ちを聞くことが出来たときは、やはりあゆはファンを大事に考えてくれているとうれしく感じました。
 確かに、差別化は大事だと思います。そうでないとファンクラブって何?ということになってしまうでしょう。しかし、アーティストとファンとの気持ちの交流は平等であって欲しいと思います。
2. Posted by みきたん    2007年11月13日 10:30
 そうですよね。
入会する、しないの差だけであって“あゆを応援する”気持ちに変わりはないと思います。

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